材料から機械まで
在庫として余ってしまった食品は当然ながら「ごみ」として処分されてしまいます。
残渣とは残り物、すなわち飲食店やスーパーから出てきた食べ残しや在庫のことを言います。
しかし食べ残しや在庫はフリーズドライでもされていない限り、本来水分を含んでいます。
そのまま出せば水分を含んでいてかさばりますし、水分を含んでいるものを燃やすのでなかなか燃えないですし、時間がかかります。
そこで水分を含んだものは先に乾燥させて水分を飛ばし、極力小さくしてから最終処分を行います。
乾燥させて水分を飛ばすので二酸化炭素の排出量も大きく抑えることにもつながるのです。
山本技研工機株式会社では乾燥機をはじめ化学機およびその付帯設備、スクリューコンベヤ等搬送機械を中心に取り扱う会社です。
山本技研後期株式会社の乾燥機は自治体のゴミ処理場や浄化センター、企業様の工場等にて多数導入されています。
食物残渣以外では汚泥も水分を多く含むため、先に乾燥させてから処分されます。
水分を含んでいるものを乾かす大きなドライヤーを作っている会社と説明するのがわかりやすいかもしれません。
食物残渣乾燥に用いられるのがロータリーコイルドライヤーと呼ばれる機械で、円筒形の本体の中で蒸気加熱されたコイル・パドルのにより処理物を解砕し、表面積を広げながら加熱を行います。
処理物を乾燥・減容させる間接加熱型の乾燥機です。